ロシア西部のヴォルガ川流域にある魔法のような世界。マリ・エル共和国。自然崇拝と大らかな性で人生を謳歌する人々の摩訶不思議な映画「神聖なる一族24人の娘たち」が、9月24日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国順次で公開されます。

映画配給宣伝会社から案内がありましたので、ご紹介致します。
予告編を見る限り、えっ!?と思う描写もあり、シュールなエロティシズムというか確かに摩訶不思議さを醸し出しています。
柔道の篠原信一も登場します(笑)

500年もの間、独自の言語と文化を保ってきたマリ人たち。ロシア-神聖なる一族24人の娘たち
彼らは、ロシア連邦の中で際立って特異な民族で、どこにもない宗教や世界観を持ち、自然崇拝的な民間伝承が今も息づいている。
本作は、マリの女性たちにまつわる説話を基に映画化。
ロシア版「遠野物語」や「アイヌ民話」のような、優しくて哀しい不思議な世界が広がる。
理想的な夫を選ぶ目を養うためにバケツいっぱいのキノコの形を丹念に調べるオシュチレーチェ、
小枝のようにか細い体を豊満な体にするため、裸の体を布で拭くまじないを施されるオシャニク、
夫に想いを寄せる醜い森の精霊に呪いをかけられてしまうオロプチー、
男の亡霊たちの気まぐれにのせられて、裸で踊る姉たちを目撃する少女オルマルチェなど・・・。

名前が“O”から始まる24人の“娘たち”の「生」と「性」の物語が幕をあける。彼女たちの物語は、やがて一つの車輪となり、季節を巡り、人生を巡る。

2012年|ロシア|106分|カラー|DCP
◇原題◇Небесные жены луговых мари
◆英題◆Celestial Wives of the Meadow Mari

◇監督◇アレクセイ・フェドルチェンコ

◆出演◆ユーリア・アウグ  ヤーナ・エシポヴィッチ ダリヤ・エカマソワ

◇配給◇ノーム

公式HP:24musume-movie.net